映画【APPLESEED アップルシード】感想(ネタバレ)

appleseed
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●こんなお話

 バイオロイドっつうアンドロイドがいっぱいの世界で兵隊さんたちの戦いの話。

●感想

 スピード感あるアクションシーンにカッコいい音楽、そしてロボットが出てくればそれだけで熱いです。いくつかある戦闘シーンそのどれもが盛り上がるものでよかったです。

 が、コロガリが結構長いことの会話シーンで展開するため、かなりの退屈さです。この映画の設定から説明台詞で入り、バイオロイドと呼ばれる人間とは違う者の説明、主人公は記憶喪失なので観客と一緒になってその説明を受けますが。レクチャーが長いです。もう少し動的なもので説明してくれないとなんのこっちゃわからなかったです。そしてバイオロイドに反対する軍人さん、世界を支配してる老人たち。主人公の今は亡き母親。

 そして陰謀があって、主人公は騙されてたという展開になりますが。その海上基地みたいなところでも長いことの台詞でのコロガリ、その後、主人公の敗北があり悲しい展開になりますが。ここでも長いこと台詞で「オレは○○で○○なんだ……」などと長いこと喋ります。主人公は自分を騙してた人たちのところにいって、ここでも自分の思いを語ること。

 クライマックスの戦闘シーンとかはまた盛り上がるものでよかったですが、いかんせん物語の展開の進め方が不器用にしか見えず。そのため登場人物たちの行動の動機が見えづらい。そのために盛り上がりくいというスパイラルに陥ってしまう映画だったと思います。

 とはいえ、独特の映像にチャレンジしていて面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2013/05/10 DVD

監督荒牧伸志 
脚本半田はるか 
上代務 
原作士郎正宗 
出演小林愛 
小杉十郎太 
松岡由貴 
三輪明日美 
秋本つばさ 

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