●こんなお話
主人公の娘さんが量子世界に通じるマシンを作っちゃってみんな吸い込まれて、そこで破壊王みたいなのと戦う話。
●感想
量子世界に閉じ込められた母親が墜落してきた男性を助けるところから始まって、主人公の日常で本を出版して朗読会をしている様子が描かれます。そして娘さんが留置所にいて迎えに行く主人公。娘と義理の父親と娘が一緒に科学の勉強をしていることを知って何をしていたかの説明をする娘。ところが量子世界と通じているとかを知った母親が止めるように言うけど、装置が作動してみんな吸い込まれる。
量子世界に吸い込まれた主人公と娘チームと両親とその娘チームの2つの流れが同時進行で描かれていきます。主人公たちは謎の先住民みたいなのに捕まって謎の飲み物を飲んだらみんなの言っていることがわかって母親の名前を言うと彼らは驚く。そして襲撃があって戦ったり。
両親と娘チームは母親がすべての事情を知っているようだけど真相は語らずにとにかく主人公たちを探そうという事で母親の知り合いに交渉しに行くけど、その相手は世界を支配するカタキ役と通じていて戦って逃走。
主人公たちは支配者のカーンという人物に捕まってアントマンの能力でコアを盗めうんぬんということがあって娘を人質にとられて仕方なく交渉することに。両親とその娘チームは、母親が量子世界に閉じ込められていた時にカーンを助けて彼の乗っている乗り物のエンジンを一緒に直すけど、カーンはいくつもの惑星とかを滅ぼしていたというのを知って彼を量子世界に閉じ込めていたうんぬんという回想。
そして先住民と一緒にカーンの軍団と戦ったり、アントマンとカーンがタイマンで殴りあってワスプの協力でやっつけて元の世界に戻っておしまい。
単純に画面が暗くて見えにくいのとCG世界の中でのアクションとかも単調で眠気をさそうものでした。それに肝心のカタキ役のカーンというキャラクターにそれほど魅力を感じられず、強いのか弱いのかとかもなんだか伝わってこなかったです。量子世界の世界観も正直興味を持たせるものではなく、そこでカーンと母親の長い台詞のやりとりが繰り返される後半とかは特に退屈な1本でした。
母親も最初に事情をすべて話せばいいのになかなか話さない構成とかもフラストレーションがたまる構成とかも気になってしまう1本なのでした。
☆☆☆
鑑賞日:2023/02/26 シネマサンシャイン平和島
監督 | ペイトン・リード |
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脚本 | ジェフ・ラブネス |
出演 | ポール・ラッド |
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エヴァンジェリン・リリー | |
マイケル・ダグラス | |
ミシェル・ファイファー | |
ジョナサン・メジャース | |
キャスリン・ニュートン | |
ビル・マーレイ |