映画【エルム街の悪夢(1984)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 殺人鬼フレディ・クルーガーが夢の中で襲ってくる話。

●感想

 フレディが毎回、夢の中でいろんな姿になって襲ってくるのが楽しい映画でした。自分の指や胸を切って出血させて怯えさせたり、腕がビヨーンと伸びて歩いてくる姿など可愛かったです。このフレディのキャラクター造形と描かれ方が最高でそれだけで大成功の作品でした。

 夢と現実の間を行ったり来たりしてどこが境目なのかわからなくなっていく描写も秀逸な設定や見せ方でした。

 いろんな殺され方が楽しくて、空中に浮いてそのまま体を引き裂かれたり、ベットの中に引きづりこまれてそこから大量の血が噴出したりとアイデアが素晴らしくて、それを実現させたスタッフさんたちの仕事を堪能できました。

 クライマックスは主人公がフレディと対決を決意して、自ら夢の中でバトルを繰り広げるのもよかったです。それでいて頼みにしていたお父さんが全く頼りにならないのが笑えました。お母さんがかわいそうすぎでした。

 さすがホラー映画の名作の1つだと感心する映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2020/06/02 DVD

監督ウェス・クレイヴン 
脚本ウェス・クレイヴン 
出演ヘザー・ランゲンカンプ 
ジョン・サクソン 
アマンダ・ワイス 
ロニー・ブレイクリー 
ニック・コリー 
ジョニー・デップ 
チャールズ・フライシャー 
ロバート・イングランド 
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