映画【あの頃。】感想

anokoro Netflix

●こんなお話

 アイドルを追いかけることに熱中して同じことをする仲間たちとの日々の話。

●感想

 好きなことを発見してそれに時間とお金をかけていく人生って幸せだなと再確認できる作品でした。

 友達がたまたま元気づけるために松浦亜弥のPVを貸してくれて、それを見て「これだ!」となってトークイベントに参加したことをきっかけに年齢も社会的地位もバラバラの人たちが集まってあーでもないこーでもないと話していく。

 当人たちは面白く熱中しているけれど、そのことが全員が認めているわけでもなくてしっかりと冷めたり引いたりする女の子がいたりするのも描いているのもよかったです。

 こういったアイドルに人生を変えられてしまったことがある人にとってはそのころを思い出したり懐かしんだりする映画にはなっていると思いますが、全くそういったことに接点がない身からすると、終始退屈には感じました。特に主人公がアイドルオタクたちと出会って、飲み会やトークイベントをするといったことに長いこと時間をかけて描かれますが、全体的に何を話しているんだろう? というだけで読み取ることができず、嫌悪感すら抱いてしまう男のノリみたいなものが多かったです。トークイベントでお互いの会話を録音してそれを暴露してわちゃわちゃからの梅沢富美男の「夢芝居」を聞かされてどういう気持ちになればいいのかわからなかったです。

 仲間の一人が癌になって病が進行していくという見せ場も描かれていきますが、寝たきりになっても仲間たちは明るく今まで通りベッドの横で話したりするのは感傷的になりやすい日本映画では珍しくさっぱりしているのはよかったです。

 アイドルオタクものとしても青春映画としても掴みどころがない映画で残念でした。

☆☆

鑑賞日:2021/08/19 NETFLIX

監督今泉力哉 
脚本冨永昌敬 
原作劔樹人
出演松坂桃李 
仲野太賀 
山中崇 
若葉竜也 
芹澤興人 
コカドケンタロウ 
山崎夢羽
大下ヒロト 
木口健太 
中田青渚 
片山友希 
西田尚美 
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