映画【近キョリ恋愛】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　イケメン先生と生徒が少女マンガみたいな世界の恋の話。

●感想

　イケメンの先生がヒロインと好き好きになって壁ドンとか頭ポンポンとかやられて、主演の山Pさんファンなら楽しめるであろう内容でした。それ以外の人がみると、正直、この2人どうなろうか知ったこっちゃないという冷たい視線で見てしまいました。
　ポーカーフェイスなヒロインがある日、学校で人気の先生に英語の補修を個人レッスンでやられるところから始まりますが。この2人がいつの間に好き好きになっていたのかがわからなかったです。いきなり生徒たちに隠れて教室でキスしてたりして笑いそうになりました。

　主人公たちの障害として、それぞれ幼馴染の女性がヒロインに嫉妬したり、ヒロインの保護者や新しい男の人が現れて、お互いその人たちと仲良くしているところを遠くから見つめて嫉妬するっつう。
　好き好きになるけど、先生と生徒という関係から周囲から理解を得られなかったり。ヒロインの夢がカルフォルニア大学への進学だけど、主人公が好きだから進学の夢を諦めようとしちゃって。主人公「もうお前のこと好きじゃないから」と好きだけど突き放してしまって、泣きながら別れて…。

　すべての展開がどこかで見たことあるような既視感いっぱいの内容で、目新しさがないのが残念でした。
　とはいえ、山Pがカッコよければそれでいいのかな?　と思える映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2015/04/17　DVD