映画【キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 キャプテン・アメリカ誕生の話。

●感想

 1940年代の戦時中のアメリカのセピア色な映像がカッコよくて雰囲気は素晴らしい映画でした。
 主人公は絵に描いたようなもやしっ子。けれど人一倍愛国心が強くて、戦争を早く終わらせたいと願っている。その気持ちを見抜いた科学者さんが怪しい薬を注入すると、物凄いマッチョになって戦うという。

 スーパーヒーローだけど基本、薬でパワーアップしているだけだので、空を飛んだりできなくて、ほとんど人間と変わらないのが地味でよかったです。
 その分、仲間とのチームプレーで戦う。象徴となる盾も自分で作ったりとかするわけでもなく、たまたま「何だこれ?」と見つけて、そのまま装備してしまうという。何の努力もせずに運だけで生き抜く力。

 ただ、話も地味だし主人公も地味でこれといって見どころを感じにくい映画で、題材が難しいのかな? と思いながら見てました。
 更には悪役はナチスの中でも更に独自の考えをもつ男で、こいつが強いんだか弱いんだかわからなくて。むしろ弱い……。普通に銃撃戦で追い詰められたりしちゃうのが見てて悲しくなりました。

 丁寧にストーリーを組み立てて退屈はしない映画ですが、結構な地味でこれといって盛り上がりもしない映画だったと思います。

☆☆☆

鑑賞日:2014/04/12 Blu-ray

監督ジョー・ジョンストン 
脚本クリストファー・マルクス 
スティーヴン・マクフィーリー 
原作ジョー・サイモン 
ジャック・カービー 
出演クリス・エヴァンス 
ヘイリー・アトウェル 
トミー・リー・ジョーンズ 
セバスチャン・スタン 
ヒューゴ・ウィーヴィング 
トビー・ジョーンズ 
スタンリー・トゥッチ 
サミュエル・L・ジャクソン 
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