●こんなお話
幼馴染の男女がもろもろあって好きになっていく話。
●感想
序盤は、平和な学園生活。まずは文化祭ですが、いきなりここの友だちとのやりとりが意味がよくわからずついていけないです。ゴスロリファッションで踊ったりしてる生徒たちを呆然と見つめていました。
そして主人公同士は誕生日がうるう年で同じだとわかります。ここでヒロインは8歳の時に出会った男の子のことを回想する。その後、長崎へ旅行になります。ここで主人公も8歳の時に出会った少女の事を話す。2人は8歳の時に出会っていて「運命だね」とキスをします。
8歳のときに出会った異性を意識してたって……。大丈夫なのか? けれども付き合うことになった2人。だいたい誕生日が一緒ってだけでキスしちゃうものなのだろうかと考えてしまいました?
長崎旅行。主人公同士2人だけで行動しようといろいろ計画たててましたが、修学旅行2人だけで行動が許されるのか? その後、主人公の母親が事故に遭ったと連絡が入り、帰ることになる。けど、実はたいしたことなくてという。だいたい状態もわからず帰るという行動もよくわからないです。ただ主人公をヒロインから引き離すというだけのための設定にしか見えないです。
そしてヒロインの友人が何故かヒロインを見て自分も勇気が出たと好きな人に告白しようと決意する。したらその好きな相手はヒロインのことが好きで、2人で話してるのを目撃してしまう友人。ショックでビルから飛び降り自殺を図るという。その時に言う友人の台詞「私、芽衣ちゃんのこと大好きだった。でも芽衣ちゃんは私のこと心の中から消したんだね。だったら、私から消えてあげる」
その後、その子は飛び降りの影響で記憶喪失になる。この友人に対しての悩みもその後少しクラスメイトたちに攻められるけど、後半全く何も出てこず。反省がないヒロイン。「私は忘れない」という台詞は何だったのか?
ってな感じで前半だけでも突っ込みどころが多すぎて主人公たちが悩めば悩むほど笑ってしまうという。
その後、DV男が出てきたり。友だちが失恋して麻薬にハマったり。ってか自殺したり麻薬だったり、メンタル弱すぎな主人公たちに感じてしまいました。
説明台詞でストーリーが進むのも退屈で、特にヒロインの母親。この人が最後に長々と話しだしてわけわからなくなります。
後は、何故、冒頭で交通事故が起きてその後の展開を見せるのかがわからないです。だって事故起きるのわかっちゃったら衝撃度はなくなっちゃいます。
後、この映画【偶然】が多すぎです。主人公がヒロインを送っていると【偶然】ヒロインの母が帰宅。神社でも【偶然】主人公とヒロインの母親が出会います。長崎でもヒロインと男が一緒にいるところ【偶然】友人が見かけます。主人公が街を歩いてると【偶然】麻薬をした友人を見つけ、そこに【偶然】ヒロインもやってきて、そこに【偶然】DV男もやってきて。
とかとか。この街、どんだけ狭いんだろうと思いながら見てました。
意味がよくわからない人たちの行動でついていけず。しかも高校生だと思ってたら、中学生の話なのも驚きの映画でした。
☆
監督 | 村上正典 |
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脚本 | 渡辺千穂 |
半澤律子 | |
原作 | メイ |
出演 | 南沢奈央 |
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溝端淳平 | |
木村了 | |
岡本玲 | |
石橋杏奈 | |
桜庭ななみ |