映画【サマー・オブ・84】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 失踪事件が多く起こって少年たちが怪しい隣人を調査する話。

●感想

 1980年代を舞台にしたアンブリン制作の映画のような最近流行の設定で正直、食傷気味な設定で少年たちを見ているだけでノスタルジックな気持ちになることができなかったです。それに話自体も冒頭でサイコパス的な隣人に出会って、彼が怪しいと少年たちが終始彼の尾行や家を侵入して彼が犯人なのかそうではないのかを話し合うというのを100分の映画のうちほとんどがそれに費やされていて、そこのサスペンス的な面白さは一切なかったです。それでいて真相があきらかになっても最初から主人公が思っていた通りの流れになって意外性の面白さとかも一切ない逆にイレギュラーな作りになっていて、面白いっちゃ面白いですが、何でこんなグレーな気持ちにならないといけないんだとへこむ作りが個人的には苦手でした。

 15歳の少年少女たちのだらだら会話は楽しいですし、主人公たちの家や部屋を見ているだけでニコニコはしてしまいますが、犯人探しの面白さやハラハラドキドキの緊張感などが期待はずれでした。それに映画なので致し方ないですが、警察の無能っぷりが気になる作品でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2020/01/06 DVD

監督フランソワ・シマール 
アヌーク・ウィッセル 
ヨアン=カール・ウィッセル 
脚本マット・レスリー 
スティーブン・J・スミス 
出演グラハム・バーチャー 
ジュダ・ルイス 
ティエラ・スコビー 
リッチ・ソマー 
カレブ・エメリー 
コリー・グルーター=アンドリュー 
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