映画【グリーン・ゾーン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 大量破壊兵器を探す1人の兵士が、そのお題目が何やら怪しいぞってんでイラクを走り回る話。

●感想

 グリーングラス監督作品らしいカットが細かくスピード感いっぱいのアクションシーンがたくさんあって迫力ある映画でした。

 大量破壊兵器を探している主人公たちだけど毎回見つからずに本当にこの情報が怪しいと思い始めているところに1人のイラク人が情報をタレこむことから話がコロガリはじめます。このイラク人が話してくれなかったらこの映画が始まらないので、彼から発端していく展開なので基本主人公は待ちの映画になっていてドラマが弱いと思いました。けど次から次に転がっていくので飽きずに見ることができました。

 そして主人公と同じ考えを持つCIAとかジャーナリストとかと会いながらイラク軍の高官に接触をはかっていく。キャラクターの配置がわかりやすくて、味方といかにも嫌味たらしい悪そうな政府高官とその部下の特殊部隊の悪そうな人とかがいて、アメリカの恥部を描いてると思いきやお気楽娯楽アクションになっていて見やすいですけど、あまり心の残るものがなかった映画で残念でした。

 クライマックスも暗闇で見えにくい中、ゴチャゴチャと走り回るだけなのでそこまで盛り上がることがなかったです。

 とはいえ、アクション映画として退屈することはなかった120分でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/01/28 Hulu

監督ポール・グリーングラス 
脚本ブライアン・ヘルゲランド 
原案ラジーフ・チャンドラセカラン 
出演マット・デイモン 
グレッグ・キニア 
ブレンダン・グリーソン 
エイミー・ライアン 
ジェイソン・アイザックス 
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