映画【クローバーフィールド・パラドックス】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 宇宙ステーションでものすごいエンジンをまわしたら、別の世界まで飛んじゃって大変な話。

●感想

 密室空間で恐怖体験に襲われるという定型はジャンル的な一定の面白さがあって、この映画も謎が広がっていく序盤は楽しく見ることができました。 

 ただ起こっている出来事は主人公たちクルーはわかって行動していますが、見ているこちらは正直何をしているのかがわかりにくく、今誰が何をしているのかという根本的な話がわかりにくいSFでした。 
 【遊星からの物体X】や【エイリアン】的な怖さ面白さはあんまりなかったです。 

 腕が壁に飲み込まれたりとかは映像表現として楽しかったですが、壁から出てきた謎の女性とか腕がもげちゃうクルーとか緊張感とかは少なめでした。 
 そのためドイツ人と中国人が何やら計画して騒いでいても入り込めかったり、目玉がぐりぐり動いて拳銃を作っちゃうクルーが暴走しようが終始何を騒いでいるのかと冷たい感じで見ちゃいました。 
 合間に地上で待つ人のシーンとかも挿入されるのも100分間が長く感じてしまう構成だったと思います。 

 【クローバーフィールド】の説明をされると一気に広がりとか深まりとかはなくなってしまって、ただの後出しの説明になってしまっている映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2019/03/27 Netfilx

監督ジュリアス・オナー 
脚本オーレン・ウジエル 
ググ・バサ=ロー 
出演デヴィッド・オイェロウォ 
ダニエル・ブリュール 
ジョン・オーティス 

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