映画【ベネシアフレニア】感想(ネタバレ)

VENECIAFRENIA
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●こんなお話

 ヴェネツィアにやってきた観光客が観光客反対殺人鬼に襲われる話。

●感想

 ヴェネツィアを観光するカップルが道化師の格好をした男にいきなり殺されて通行人たちは本当のショーだと思って特に気にしない。

 スペイン人グループがヴェネツィアにクルーズ船でやってくるけど、いきなり観光客反対のデモをくらってちょっと引く。水上タクシーでホテルに向かうとさっきの道化師の男が乗ってきて主人公たち迷惑。タクシー運転手が道化師を水上のブイのうえに取り残す。仲間の一人が船でパスポートとかスマホとかなくしたり落としたりで最悪。

 ホテルに行って仮装して夜の街に繰り出す。ペストの仮面の男がレストランでパーティーに誘われるけど断る。けどそのペストの男の後をつけてパーティー会場に入り込んで楽しむけど、仲間の1人が行方不明に。

 ホテルや警察に頼んで探してもらうけど、関係者誰も行方不明の男性のことを覚えてないとか手がかりがないということで主人公たちのほうが疑われつつ、主人公グループ2人が船で道化師に襲われて男性は殺され女性は逃げながら仲間に電話。GPSで仲間たちがやってくるけど女性の姿は見えない。

 ペストの仮面の男と道化師は双子で、大型クルーズ船の着岸で息子が死んだ事故があったり観光客反対のために活動しているグループということがわかってくる。

 主人公たちは道化師が船で誘ってきた使われてない劇場へやってくると、1人が襲われて鉤を刺されて高いところから落とされて殺されたり、主人公の婚約者がヴェネツィアにやってきてたらいきなりの殺人にびっくり。警察もやってきて道化師を射殺。警察が地下に突入するとペストの仮面の男とホテルの受付の女性が自殺している。ペストの仮面がテレビでメッセージを訴えておしまい。

 ショーだと思って目の前で殺人が起こっても盛り上がる通行人たちという設定は面白いですが、結構観光客が殺されているのに何も騒ぎにならないのかヴェネツィアと感じてしまいます。最初の大騒ぎの主人公グループたちがイライラさせるもので、それが中盤からは被害者になるという展開ですが、それでも惨劇が始まるまでは結構退屈でした。

 殺人グループの描かれ方もいっぱいいてパソコンが並んでいろいろ暗躍しているようですが、どれほどの規模なのかとかもちょっとわかりにくく面白さに直結している描かれ方ではなかったと思います。

 オープニングタイトルがかっこよかったのがよかった映画でした。 

☆☆

鑑賞日:2025/01/19 DVD

監督アレックス・デ・ラ・イグレシア 
脚本アレックス・デ・ラ・イグレシア 
ホルヘ・ゲリカエチェバァリア 
出演イングリッド・ガルシア・ヨンソン 
カテリーナ・ムリーノ 
コジモ・ファスコ 
シルビア・アロンソ 
ゴイセ・ブランコ 
ニコラス・イロロ 
アルベルト・バング 
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