映画【ウインドトーカーズ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 白人兵士とネイティヴ・アメリカンの通信兵が日本兵と戦う話。

●感想

 ネイティブアメリカンが米軍に入隊して、ソロモン諸島で主人公の部隊が主人公以外全滅。主人公は病院で左耳が聞こえない状態だけど看護師の協力で復帰。

 ネイティブアメリカンの言語で暗号として通信をしようということで主人公はネイティブアメリカンの護衛の任務。サイパン島に上陸して日本軍の猛攻の中、主人公たち頑張る。

 偵察しに行ったら味方の砲撃を食らって前からは日本軍の攻撃があって前後で大変なことになりつつ、主人公が日本軍の無線を奪おうとネイティブアメリカンを日本兵の格好させて敵を倒して無線で誤爆を報告。主人公の活躍で勲章をもらうけど主人公は仲間が死んでいって自分だけ生き残ったトラウマを語ったり。村にたどり着いて休憩中に襲われて仲間が殺されてネイティブアメリカン、キレる。

 偵察任務でキレたネイティブアメリカンが突っ込んで行って主人公が彼を守りつつ通信をして爆撃をしてもらって主人公がネイティブアメリカンを守って負傷。ネイティブアメリカンが家族のもとに戻って主人公のことを息子に語っておしまい。

 ジョン・ウー監督らしいダンスのようなアクションシーンと戦争映画の集団の戦闘シーンは水と油なのか棒立ちのニコラス・ケイジがバンバン銃を撃つとそこにわざわざ向かって倒れる日本兵。この繰り返しのアクションシーンはだいぶ退屈でした。しかもサイパン島の戦いが舞台なのに、どう見てもアメリカの荒野にしか見えないのが乗り切れなかったです。

 日本軍に暗号解読されないようにネイティブアメリカンの言語を暗号として使うためにネイティブアメリカンを通信兵として配属して彼が日本兵に捕まって暗号解読されないように護衛として主人公がともに行動する。最後の時はネイティブアメリカンを殺害するという任務も帯びている。
 この暗号の大事さも伝わってこず、そして日本人から見るとネイティブアメリカンの人と日本人は顔のつくりは全く違うものと思いますが、アングロサクソンには同じに見えるようで日本兵のふりをするというシーンがありますが、日本人としてはなかなか見ているのがつらかったです。そして、この映画の日本兵は銃剣で馬鹿みたいに突撃するだけだし、昼間からバンザイ突撃していくという。

 アクション映画だから主人公に弾丸が当たらないのは仕方ないですが、たくさんアクションシーンがありますが、どんどんと盛り上がっていかなければならないのに。全部、同じに見えてしまうのも問題でした。

 冒頭に出てきた女性看護師の存在や手紙の意味って何だったんだろう? と疑問を持ったままなのとクリスチャン・スレイターの頭部が見もの映画でした。

鑑賞日:2013/09/16 DVD 2025/01/19 DVD

監督ジョン・ウー 
脚本ジョン・ライス 
ジョン・バッティーア 
出演ニコラス・ケイジ 
アダム・ビーチ 
ロジャー・ウィリー 
クリスチャン・スレーター 
ピーター・ストーメア 
ノア・エメリッチ 
マーク・ラファロ 
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