●こんなお話
盲目の老人が武装集団に襲われて娘がピンチになるので戦う話。
●感想
前作のサイコパスなカタキ役が主人公になっていて娘を育てているらしくて、どうやら学校とかにも通わせずに家の中に閉じ込めて育てているらしい。そこにこれまた人殺しも簡単に行うバイオレンス集団がやってきて…という内容で、前作を見ているとどういう気持ちで見ればいいのか戸惑う作りになっていました。それに「暗くなるまで待って」的なアクションはあんまりなくなって、ひたすら殴り合いで盲目だからこその戦い方みたいなものもあまりないのも残念でした。
とはいえ、普通に家に侵入者が来て少女が家の中をかくれんぼするというのを長回しで見せたり。主人公がボロボロになりながら戦っていく姿には興奮してしまって面白かったです。前作と同様、終盤で話の展開がシフトする驚きみたいなものをあってよかったです。
少女の生きたままのアレが目的なら序盤で悪人が少女を水攻めにしていましたが、それやっちゃったらダメなのではなかろうかと思ってしまいました。そしてワンちゃんの帰巣本能ってすごいんだなと勉強になりました。
こんだけ大騒ぎしてもご近所さんや警官の配置って、そんなに遠いのかなと思いつつ。これって「ドント・ブリーズ」なのかな? というシフトチェンジしている作品ですが。単純にハラハラドキドキできて安定の面白さでエンドクレジットがかっこいい90分でした。
☆☆☆
鑑賞日:2021/08/24 TOHOシネマズ川崎
リンク
監督 | ロド・サヤゲス |
---|---|
脚本 | フェデ・アルバレス |
ロド・サヤゲス | |
製作 | フェデ・アルバレス |
サム・ライミ |
出演 | スティーヴン・ラング |
---|---|
ブレンダン・セクストン3世 | |
マデリン・グレース |