ドラマ【トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー】感想(ネタバレ)

True Detective: Night Country
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●こんなお話

 アラスカの研究所で研究員の謎の死事件が起きて捜査する警察署長や州警察の話。

●感想

 アラスカの研究所の研究員たちが日常を過ごしているけど、研究所を訪れた人が誰もいなくなっていることに気づく。主人公の警察署長や副署長にその息子の警官などが捜査して、さらに警官署長と昔バディを組んでた警官がいて、未解決の事件の捜査をきっかけに気まずい感じになってるらしい。

 研究員たちの遺体が氷漬けになって見つかって解凍して、さらに研究員の1人がいないということで捜査する。研究所が汚染しているのではないかとか企業が背後にいたり、それに活動家たちが反対運動をして主人公の義理の娘が活動家たちに近づいて揉めたりしていったり。

 そして1人だけいなかった研究員を発見して見つけて事情を聞くけど企業の思惑を受けた副署長と主人公が対立。そして研究所の清掃員たちが真実っぽいことを語っておしまい。

 氷漬けになった研究員たちの死体のヴィジュアルのインパクトが強くて、何でこんなことになったんだという謎の風呂敷が広がっていくのは面白かったです。アラスカの寒い景色の中で地元の警官たちが捜査をしていくというのも興味が持てる設定でした。

 普通の刑事ものかと思いきや、あいまに普通に怖いホラー描写とか白熊とか象徴的というというか抽象的表現とかも挿入されるのも特徴でした。

 ただ謎の広がりがあった割には、作り話として真相みたいなのが回想で描かれますが、結局凍死だったのかというので期待していた割には一体何だったんだろう? という微妙な気持ちのまま終わってしまって、汚染を進める大企業や研究所が地元民と揉めてという設定の面白さみたいなものはあまり感じられなかったです。6話見て結局何だったんだろう、この事件という感想のシリーズでした。

☆☆☆

鑑賞日:2024/05/29 U-NEXT

監督イッサ・ロペス
脚本イッサ・ロペス
出演ジョディ・フォスター
カリ・レイス
ジョン・ホークス
フィン・ベネット
イザベラ・ラブラン
フィオナ・ショウ
クリストファー・エクルストン
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