映画【悲情城市】感想(ネタバレ)

a-city-of-sadness
スポンサーリンク

●こんなお話

 太平洋戦争終戦から国共内戦で国民党が負けて中華民国を建国するまでの激動の台湾で生きる台湾人たちの話。 

●感想

 玉音放送から始まり、やっとこさ日本の支配が終わって中国の開放が始まると期待してたら、そっちの支配が前よりもひどくて、大家族だったのがだんだんと少なくなる食事が悲しい映画でした。 

 長男はヤクザな商売をしていて次男は戦争に行って帰ってこず三男も戦争から帰ってきたら精神を病んでしまっていて四男は写真屋を営んでいて耳が不自由。四男の友人の妹が手紙を読む形式で、彼女が実質上の主役な形。 

 本土からやってきた外省人ともともと台湾にいた内省人の対立が深まり、会話から不満がたまっていって、二二八事件からそこから始まっていく白色テロ。暴力的なことは画面の中ではあまり起こらず、日常のシーンが続いていきます。強者に暴力で振り回される台湾人たちの日常が見られて満足の1本でした。 

 登場人物が多くてトニー・レオンくらいしか有名な俳優さんがいなくて、名前や顔を覚えるのが大変だったり。台湾の激動の時代で大変なことが起こっているけど、そのことは描かずにひたすら家族だけにスポットが当たっているので、その時代のことを少し勉強してからでないと何が起こってるのかわかりにくいですが、家族の一大叙事詩として楽しめた160分でした。 

☆☆☆☆

鑑賞日: 2017/08/09 DVD

監督ホウ・シャオシェン 
脚本ウー・ニェンチェン 
ジュー・ティエンウェン 
出演リー・ティエンルー 
チェン・ソンユン 
ジャック・カオ 
トニー・レオン 
チェン・シュウファン 
ホアン・チンルー 

コメント

タイトルとURLをコピーしました