●こんなお話
東南アジア某国で亡命したいっつう警官を護衛するアメリカ人たちの話。
●感想
激しい銃撃戦に格闘と90分のタイトな上映時間の中にギュッと詰まってアクション映画というジャンル物として一定の面白さがある映画だったと思いました。
ただ某アジアの警官が情報を持ってるってんでその国の人たちから刺客を送られて、それを空港まで護衛する主人公たちという【藁の楯】的な【SWAT】的な展開ですが、90分のうち護衛が始まるまでの大使館でのシーンが結構長いことあるので退屈なのと、躁鬱な人たちのハイテンションな会話を見せられてカットもカチャカチャと動き回るので疲れる序盤でした。ちょっとセットアップまでが長くて退屈でテンポが悪い脚本に感じました。
肝心のアクションも新鮮さは特になく、ひたすらわらわらと現れる無名の敵役に撃ちまくって殺しまくっていくだけで、せっかくのマイル22の距離を護送するという設定があるのに距離感とかは全くわからず、ただ一般人を巻き込んで弾丸の心配無用な銃撃戦でした。せっかくの【ザ・レイド】の役者さんを使っている格闘アクションもカチャカチャカットが細かいので格闘アクションも楽しめなかったです。
主人公たちのサポートチームがこれまた結構ダメダメなんじゃないかというくらいサポートができていなくて、冒頭の作戦も人間の熱を発見できなくて今まで何をしてたんだという仕事っぷりだし。何度も乗っ取られたり肝心なところで監視カメラが切れたりと結構ドジドジのチームなのが笑えました。
とはいえ、マーク・ウォールバーグが銃を構えているだけでカッコいい映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2019/01/30 チネチッタ川崎 2020/02/16 WOWOW
リンク
監督 | ピーター・バーグ |
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脚本 | ピーター・バーグ |
リー・カーペンター |
出演 | マーク・ウォールバーグ |
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ローレン・コーハン | |
イコ・ウワイス | |
ジョン・マルコヴィッチ |
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