映画【ドント・ブリーズ】感想(ネタバレ)盲目の退役軍人が最恐の敵に!

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●こんなお話

 泥棒が盲目の老人の家に入ったら、そいつがサイコパスだった話。

●感想

 人けのない郊外の住宅街にて、盲目の老人が女性を引きずっている不穏なシーンから始まります。一方で、若者たちの泥棒グループは次のターゲットとして、一人暮らしの退役軍人の家を選びます。そこには、かつて亡くなった娘の交通事故による賠償金が眠っていると噂されていました。

 夜、若者たちは老人の家に忍び込み、手製のガスで眠らせて金を探そうとしますが、老人は思いがけず目覚め、侵入者の1人を即座に射殺。彼らは地下室に逃げますが、そこには監禁されていた若い女性がいました。彼女を連れて脱出を試みますが、銃撃により女性は死亡。老人は深く悲しみます。

 その後、主人公は捕まり地下室に監禁され、老人が狂気じみた目的を持っていることが明らかになります。仲間の助けで一度は脱出しかけますが、外で再び捕まってしまいます。しかし、機転を利かせて防犯装置を作動させ、混乱の隙に老人を打ち倒し、ついに金を持って脱出しておしまい。

 序盤の緊張感に満ちたサスペンス展開は非常に見応えがあり、盲目の老人との静かな攻防がスリリングでした。ただし中盤以降はホラー要素よりもバイオレンス寄りになり、やや迫力に欠ける展開に感じたり。

 とはいえ、犬の活躍や90分というテンポの良い尺で楽しめるジャンル映画として仕上がっています。 

☆☆☆

鑑賞日: 2016/12/26 チネチッタ川崎 2017/07/14 Blu-ray 2024/11/22 U-NEXT

監督フェデ・アルバレス 
脚本フェデ・アルバレス 
ロド・サヤゲス 
製作サム・ライミ
出演スティーヴン・ラング 
ジェーン・レヴィ 
ディラン・ミネット 

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