映画【ルパン三世 THE FIRST】感想(ネタバレ)

Lupin III: The First
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●こんなお話

 お宝をめぐってルパンたちが悪人と奪い合いする話。

●感想

 CGになったルパンたちがどこかぎこちなく最初は気持ちが悪いですが、見ているうちに慣れていきました。映像がCGになったくらいで話自体はいつものルパン三世で水戸黄門的なマンネリズムを楽しむ1作でした。

 そのため安心して楽しいという一方、ありきたりすぎて新鮮さなどは一切なくマンネリズムだから退屈と感じてしまう作品でもありました。

 お宝をめぐってナチ復活を狙う悪の組織とルパンたちと考古学者でお宝に関わった孫娘さんと一緒に戦うというもので、想定の範囲内で話が進行していくだけでした。

 それにルパンファミリーの活躍がほとんどなく、ダイジェスト的に暴れるだけでチームプレーとしての楽しさとかはあまりなかったです。

 メインタイトルが出て大野雄二さんの主題歌がどーんと出るところとかさすがの名曲で盛り上がるメインタイトルですが、そこに至るまでの流れとかが。カーチェイスがあって、生き残った赤ちゃんを見ておじいさんが歩くところがフェードアウトして、静かになったと思ったら。いつものメインテーマが流れるというどういう感情で盛り上がればいいのかちょっと戸惑う冒頭でした。

 どっかで見たことある展開が続く90分でテレビスペシャルとの違いはCGになったくらいしか感じられず、ちょっと個人的に物足りないルパン三世でした。

☆☆

鑑賞日:2020/07/09 Blu-ray

監督山崎貴 
脚本山崎貴 
原作モンキー・パンチ 
出演(声)栗田貫一 
小林清志 
浪川大輔 
沢城みゆき 
山寺宏一 
広瀬すず 
吉田鋼太郎 
藤原竜也 
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