映画【野性の呼び声】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 文明社会で生きていた飼い犬が、野性に戻るまでの冒険の話。

●感想

 CGの犬ちゃんが結構CGCGしていて、アニメっぽく浮いていて、しかもほとんど犬というより人間としてコミュニケーションがとれてしまう存在であまり感情移入しづらい主人公の犬ちゃんでした。

 主人公の犬がさらわれるところに始まり、どんどんといろんな出会いや別れを繰り返して野性を取り戻していく成長ものとして楽しめました。映像の迫力も激流下りや雪崩などCG時代ならではのもので迫力あってよかったです。

 前半の手紙を運ぶためにソリを力いっぱい引っ張る主人公と仲間の犬たちとかはアドベンチャーらしい映像で楽しかったです。さらにその仕事も終わって、ハリソン・フォードと出会って金塊を探すアドベンチャーが始まるという。この構成が結構ちぐはぐで、ハリソン・フォード登場までが結構長く感じました。そこでどんどんと野性に戻っていくというのも、狼と一緒になるという展開は狼と犬って同じなのだろうか? ということとかを心配してしまいました。

 そして最初の飼い主だった富豪さんとか心配していないのかな? と考えてしまう映画でした。

 とはいえ、老若男女ファミリーで楽しめる映画だったと思います。

☆☆☆

鑑賞日:2020/08/02 DVD

監督クリス・サンダース 
脚本マイケル・グリーン 
原作ジャック・ロンドン
出演ハリソン・フォード 
ダン・スティーヴンス 
カレン・ギラン 
オマール・シー 
ブラッドリー・ウィットフォード 
ジーン・ルイザ・ケリー 
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