映画【八日目の蝉】感想

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●こんなお話

 誘拐された少女とその犯人の逃走劇の話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 出てくる女優さんたち、子役からベテランまで全員が感情をめいっぱいだしていて素晴らしかったです。演技を浴びて、2時間30分どっと疲れました。

 一番人格形成をする時期の子どもを奪い、実の両親たちに対して心まで盗んだ主人公で酷いことをしていますが。ラストで誘拐した子どもを警察に奪われる場面は、胸が熱くなりました。

 性別や年齢や今の環境によって、感想がかわる映画だと思いました。登場人物の誰かに感情移入できるようになっていたと思います。極悪人は1人もおらず、それぞれの事情があるのがよかったです。

 無駄なエピソードがないためか、2時間30分という長さを感じさせないのが素晴らしかったです。様々な視点で描いていたのがよかったんだと思います。それにしても映画に出てくる男達が、そうめん屋のおじさん以外みな不倫しているというダメ男達ばかりでした。しっかりしろよという目で見てました。

 ただ、主人公とルポライターが出会ってすぐに仲良くなってしまって。見るからに怪しいルポライターと一晩過ごすってのはいかがなものか? と思ってしまいました。
 それと、タキ写真館の滝おじさん。記憶力よすぎだとかって突っ込みはいれないような映画でした。

 それと、最初の犯行となる誘拐事件のきっかけとなる主人公の気持ちが描かれていないのも残念でした。

 とはいえ、現像液に浮かび上がった母親の顔を見て、ラストシーンの主人公の絶叫は映画史に残る場面だと思う映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/03/03 DVD

監督成島出 
脚本奥寺佐渡子 
原作角田光代
出演井上真央 
永作博美 
小池栄子 
森口瑤子 
田中哲司 
市川実和子 
平田満 
劇団ひとり 
余貴美子 
田中泯 
風吹ジュン 
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