映画【フッテージ】感想(ネタバレ)

sinister
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●こんなお話

 スランプの作家が取材のために実際に惨殺事件があった家に住んだら、案の定、幽霊的なのにアタックされていく話。

●感想

 冒頭の8ミリフィルムで一家が首つりするというのがなかなかショッキングでツカミはバッチリでした。中盤から主人公が調査して心霊写真的なものが動いたり、主人公の背後でスローモーションで動く幽霊みたいなのがJホラー的な表現で面白かったです。 

 どんどんとおかしくなって家族は主人公のことに引いちゃって、周りも信じてくれなくて自分だけがおかしいのかと疑い始めて、そしてとうとうこんな家に住んでいられないと引っ越しした後に、真相がわかったあとが特にこれといって対策を練ることなく、普通に運命のままに終わってしまってあんまり面白さを感じることができなかったです。もう少し死神的なものに対して何か動きを起こしてほしかったです。 
 それに画面が暗くて、特に中盤にある停電の中をさぐるシーンや8ミリフィルムの映像とか暗すぎて何が映ってるのかわからないところがあったりするのが残念でした。 

 とはいえ、アメリカ人もJホラー的表現に怖さを感じるんだと勉強になる映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2017/09/27 Netflix

監督スコット・デリクソン 
脚本スコット・デリクソン 
C・ロバート・カーギル
出演イーサン・ホーク 
ジュリエット・ライランス 
フレッド・ダルトン・トンプソン 

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