映画【それでも夜は明ける】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 1840年代のアメリカで騙されて奴隷になった男の苦難の歴史の話。

●感想

 ひたすら主人公や同じ奴隷たちが苦しい日々、絶望の中での生活を描いていって、ただただ理不尽な人間の世界がアメリカの美しい自然を切り取った中で映されていきます。
 過酷な労働環境で鞭で打たれ、首をつられ、レイプされ、簡単に殺されていく130分。
 酷い目に遭う黒人の役者さんも迫害する白人の役者さんたちの熱演に圧倒されて目を覆いたくなる世界でした。

 奴隷制度が当たり前の社会で、当たり前に黒人を迫害する人もいれば、救いたいけど自分の身が危ないので行動できない人物が出てきたり、自らの保身のために仲間を売る人もいたり。
 簡単に勧善懲悪ものとして描いていないのもよかったです。

 ただ、延々と地獄の日々を過ごしていってそこまで生きようとする意志がどこにあったのかが個人的にはわかりにくかったです。
 それに映画のオチも、ブラピさんがいなかったら何も起こらなかったのではなかろうか? と思えるコロガリかたでした。その運を主人公が引き寄せたのかな?

 アメリカの奴隷制度を描いた作品ではありますが、その根底はいまなお続いている人身売買や奴隷の問題も存在しているので描く必要のある意味ある映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/03/08  TOHOシネマズ府中

監督スティーヴ・マックィーン 
脚本ジョン・リドリー 
出演キウェテル・イジョフォー 
マイケル・ファスベンダー 
ベネディクト・カンバーバッチ 
ポール・ダノ 
ポール・ジアマッティ 
ルピタ・ニョンゴ 
サラ・ポールソン 
ブラッド・ピット 
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