映画【チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密】感想(ネタバレ)

mortdecai
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●こんなお話

 イギリスのインチキ美術商が名画を巡ってドタバタ騒ぎする話。

●感想

 主人公のジョニー・デップが楽しそうにお芝居をしていますが、見ているこちら側はだんだんと冷めていってしまうキャラクターでした。何の特徴もなくて辛かったです。主人公よりも最強の用心棒で召使いだったり、計算高い美しい妻、ライバル役の諜報員だったり周りのキャラクターのほうがよっぽど立っているようでした。

 キャラクターが面白くないうえにストーリーも大して面白くもなかったです。用心棒が出てくるところは面白いですが、それ以外はサッパリで。主人公はただのストーリーテラーになってしまっているだけで、ちょび髭でもらいゲロ体質ということが描かれるけどそれがストーリーに絡んでいるわけでもなく、ただ主人公があっちへふらふらこっちへふらふらと行ってるだけにしか見えないのが辛かったです。

 アメリカの笑いって難しいと文化の違いの難しさを感じさせてくれる映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2015/06/29 Blu-ray

監督デヴィッド・コープ 
脚本エリック・アロンソン 
原作キリル・ボンフィリオリ
出演ジョニー・デップ 
グウィネス・パルトロウ 
ユアン・マクレガー 
オリヴィア・マン 
ポール・ベタニー 
ジョニー・パスヴォルスキー 
ジェフ・ゴールドブラム 
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