映画【続 姿三四郎】感想

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●こんなお話

 柔道家がいろんな敵と戦う話。

●感想

 オープニングのアクションは、前作の師匠の矢野正五郎の背水の陣のような戦いに盛り上がります。久しぶりに道場に帰ってきた三四郎は、前作で破った柔術家の娘とのやりとりや見世物としてのボクシングに挑むことは拒否しますが。柔術家が挑んでいき戦いをするのをやめるように言いますがその柔術家に「君が柔術家を破ったせいだ」と言われ何も言い返せなくなる。このときの衝撃が凄いです。

 道場四天王と談笑していると野人のような男2人が尋ねてきます。これも前作で破った檜垣源之助の弟の鉄心と源三郎。この道場破りのときの源三郎の圧力が凄くて、めちゃくちゃ怖いです。本当、野人のような男で不気味な奇声を挙げて板を割る姿の怖さ。

 他流試合を禁じている三四郎たちは挑戦を避けますが、三四郎自身は戦いたい様子。このときの師匠や和尚が話す言葉が哲学のような難しい言葉で、何喋ってるのかよくわからないです。
 そして、ボクがもっとも感動したのは病気となった檜垣源之助が尋ねてきて。「弟達と戦うのをやめてくれ。これは日本の武道のためだ。だが君は戦うであろう」と檜垣空手の極意を教えにきたあと。車で送る三四郎に「ホロは開けておいてくれ、この街を見るのは最後になるだろうから」と死が近いのを暗示してるシーンです。

 そして、アメリカ人ボクサーとの戦いに挑み。クライマックスは檜垣鉄心と雪山での死闘。ただ、残念だったのは源三郎は発作で戦わないというのが不完全燃焼でした。そのため、ラストがちょっとできすぎ感いっぱいになってしまったのは残念でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/04/15 DVD

監督黒澤明 
脚本黒澤明 
原作富田常雄
出演大河内傳次郎 
藤田進 
月形龍之介 
河野秋武 
轟夕起子 
清川荘司 
森雅之 
宮口精二 
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