映画【ヒルズ・ハブ・アイズ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 砂漠で立ち往生した家族が人食い一家に襲われる話。

●感想

 砂漠をキャンピングカーで行く主人公一家。ガソリンスタンドで給油している。そこの親父さんが明らかにおかしい様子。親父さんに道を尋ねて言われた方向へ行くとタイヤがパンクして助けを求めにお父さんとお婿さんが歩いていく。そこでいろいろ襲われていく。

 バイオレンス描写が激しくてなかなか気持ち悪かったです。ワンちゃんがMVPでワンちゃんが1番人食いファミリーを退治していました。

 ただ、この手のジャンル映画としては物語の展開が遅く感じて結構ゆったりめな展開に少し退屈しました。100分くらいの上映時間で30分以上は日常シーンでした。

 話が転がり始めるのは、元警官で民主党嫌いのお父さんがガソリンスタンドへ戻って怪物に襲われ、キャンピングカーで待っている残りの家族が寝ているときに襲われる。そこからは惨劇の始まりで家族が一気に退場していく様子は心が痛かったです。そして、赤ちゃんがさらわれてから主人公たちの反撃が始まり、やっと動き始める感じでした。

 それにこの映画を見ていて、いまひとつクリーチャーの設定がよくわからなかったです。どうやって、生活を維持してるのか? 全部で何人いるのか? なぜ、少女のクリーチャーだけ人間に味方するのか? わからないことが多かった感じです。そのため、お婿さんがさらわれた赤ちゃんを助けるために1人で乗り込んで行ってクリーチャー家族と対決するというのも場当たり的に1人ずつやっつけていくだけなのでそこまでの怖さが感じられなかったです。

 登場人物たちも実際に動くのは1人だけなので、残りの人物が何もせずに止まってしまうのがもったいなかったです。

 優しいお婿さんがなかなか強くて見た目は弱そうだと思っていたけど結構頑張る姿が以外で楽しかったです。クライマックスにメガネをかけてショットガンを構えるところは、なかなかのカタルシスでした。そしてその不死身っぷりが笑えました。

 そして、飼い犬を大事にしていると、命が救われることを教えてくれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2008/12/13 DVD 2022/02/13 Disney+

監督アレクサンドル・アジャ 
脚本アレクサンドル・アジャ 
グレゴリー・ルヴァスール 
オリジナル脚本ウェス・クレイヴン 
出演アーロン・スタンフォード 
キャスリーン・クインラン 
エミリー・デ・レイヴィン 
ダン・バート 
トム・バウアー 
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