●こんなお話
連続殺人事件が発生して、犯人から手紙なんか届いちゃったりして犯人を見つけるために人生をかけていく話。
●感想
冒頭からいきなり犯人による殺人事件が描かれて、かなりのショッキングな出だしで、その後の殺人シーンも見てて痛い映像で怖かったです。
そして事件を追いかける漫画家、刑事、記者、などが出てきて点を線にする作業が描かれていきます。
事件を追いかける視点が変わって、記者が追いかけ、刑事が追いかけ、あいつだ! と目星をつけるけど空振り。今度は、漫画家がゾディアックに憑りつかれたかのように追いかけはじめて。
という目星をつける→空振りの繰り返しなので、映画的な面白さはあまり感じられなかったです。
事件の経過もテロップでバンバン時間が飛んでいくので、気持ちがついていけず。家庭を顧みずに事件を追いかけるという狂気のようなものが全く伝わってこないのが痛かったです。漫画家さんが恋人と出会ったり、子どもとのやりとりだったりが出てきますが、果たしてそれが必要だったのか謎でした。
とはいえ、1960年代のアメリカの風景がカッコいいしで160分長いですが面白い映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2015/01/12 Hulu
リンク
監督 | デイヴィッド・フィンチャー |
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脚本 | ジェームス・ヴァンダービルト |
原作 | ロバート・レイスミス |
出演 | ジェイク・ギレンホール |
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マーク・ラファロ | |
アンソニー・エドワーズ | |
ロバート・ダウニーJr. | |
ブライアン・コックス |