映画【ワンス アンド フォーエバー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ベトナム戦争初期の戦闘を描いた話。

●感想

 戦闘シーンの迫力が見もので空爆で焼け死んでいく人たちが印象に残る映画でした。メル・ギブソンの生まれながらの軍人、リーダーっぷりは様になっていてかっこよかったです。

 ただ冒頭でフランス軍をやっつける北ベトナム軍の戦闘が描かれますが、あれが一体何の効果を狙ったのか謎で、ベトコンの強さを強調しているのかもしれませんが、まるごといらなくてもいいのではないかと思ってしまいました。全体的に冗長で、スローの多用や仰々しい音楽なんかも見ていて疲れました。戦闘による混乱も他の戦争映画、アクション映画でたくさん描かれているので、なぜ彼らが戦っているのかとかも描かれずにただ戦場の激しさのみだけの映画なのが残念でした。肝心の戦闘シーンもただ広い草原でただ撃ちあうだけなので、どういう戦術戦略で勝ったのか負けたのかという面白さもあまり感じられなかったです。

 戦地で待つ奥さんたちの辛さがしっかりと描かれたり、ベトコン側も気配り程度に映し出されるのはよかったと思いました。

 とはいえ、何でお互い殺しあうのだろう? と戦争はよくないともっともなことを思わせてくれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/12/04 DVD

監督ランダル・ウォレス 
脚本ランダル・ウォレス 
原作ハル・ムーア 
ジョー・ギャロウェイ 
出演メル・ギブソン 
マデリーン・ストウ 
グレッグ・キニア 
サム・エリオット 
クリス・クライン 
ケリー・ラッセル 
バリー・ペッパー

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