●こんなお話
ある一家のお母さんが突然死して、その家族落ち込んでいるかと思いきや。街をにぎわす失踪事件とかに関係しているんじゃないかと何やら一波乱あるんじゃないかっつう話。
●感想
映画全体に不穏な空気がどっぷりと漂っていて、その空気感で100分間引っ張っていってくれる作品でした。一家のお母さんの死をきっかけに娘たちにそのお母さんの役割を与えられ、お父さんはめっちゃ怖くて逆らえず嫌々とその役割を行っていく。なかなかバイオレンスなシーンもあったりして気持ち悪いのもよかったです。
ただアメリカ映画なのにヨーロッパ映画のような雰囲気はよかったですが、開始20分くらいで人間の骨が川から出てきて、何かが起こるのかと思いきや。あまり何も起こらず、一体この映画はどこに向かっているんだろう? と早く次の展開を期待してしまう待ちの時間が長くて退屈してしまう部分もありました。
それに家族の秘密の部分でずっと引っ張っていくだけなので話自体は中盤で秘密が明らかになってからはこれといって動きがないので新鮮さに欠けると思いました。主人公の娘さんたちも今まで刃向う機会とかなかったのかな? とかこの映画が始まる前の人生で解決できなかったものかと乗り切れない部分もあったりしました。
とはいえ、主人公の姉妹が美人さんだったのがよかった映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2015/09/06 DVD
リンク
監督 | ジム・ミックル |
---|---|
脚本 | ニック・ダミチ |
ジム・ミックル |
出演 | ビル・セイジ |
---|---|
アンビル・チルダーズ | |
ジュリア・ガーナー | |
ジャック・ゴア | |
ケリー・マクギリス | |
キャシー・ウェスリー・ディペイヴァ |