●こんなお話
好青年な保安官の主人公だったけど、実はとんでもないサイコパスでそんな人の日常の話。
●感想
無表情で淡々と喋る主人公のケイシー・アフレックが素晴らしい映画で、自分の障害となる女性をいきなり殺したりする胸糞悪くなる人物を演じていました。理由もよくわからずいきなりボコ! と殴りつけて殺していくのはかなりきついです。
モノローグが多く多用されていて主人公の気持ちがわかるようになっているのに、全く何を考えているのかわからないままの映画でした。
ただ何を描きたいのかが散漫な印象で、サイコパスを描くホラーなのか殺人を犯した主人公が追いつめられていくサスペンスなのか異常性愛を描く内容なのかすべてが中途半端でした。主人公を怪しむ検事さんとかもそこまで追い詰めてくる感じではない恐ろしい存在とかにも見えなかったです。
好き嫌いがハッキリ別れそうな映画でしたが、不気味な映画で最後まで集中してみることができました。
☆☆☆
鑑賞日: 2015/08/28 Hulu
リンク
監督 | マイケル・ウィンターボトム |
---|---|
脚本 | ジョン・カラン |
原作 | ジム・トンプソン |
出演 | ケイシー・アフレック |
---|---|
ケイト・ハドソン | |
ジェシカ・アルバ | |
ビル・プルマン | |
サイモン・ベイカー |