映画【ヴィデオドローム】感想(ネタバレ)

videodrome
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●こんなお話

 ケーブルテレビ局の社長が現実と幻覚が混在して混乱していく話。

●感想

 ケーブルテレビ局のプロデューサーが過激な番組制作をしていて、盗聴盗撮している部下から凄い映像が50何秒だか撮れた。と報告を受けその映像を見る。その映像を見てから、何か人違いをしたりして幻覚を見ていく。そして宗教団体と接触してそこの代表やその代表のライバルの間に挟まれて主人公が洗脳に次ぐ洗脳を受けてパニックになっていく。

 ヴィデオドロームという映像を見たことをきっかけに付き合うことになるラジオパーソナリティがヴィデオドロームに出たいと失踪したり、ヴィデオドロームに関わるなと仕事仲間から言われたり。メディアの教祖と接触したりして、そこの教会でホームレスにテレビを強制的に見せていく団体の代表の娘にヴィデオドロームについて聞いたりする。

 何といっても気持ち悪い特殊メイクが最高の気持ち悪さで目を背けたくなるけれど、凝視してしまう気持ち悪さでした。お腹が割れてビデオテープをセットしたり、中から拳銃が出てきたり。

 眼鏡店のオーナーから連絡があり、ヴィデオドローム接触者に興味を持っていて主人公以外の人はみんな発狂したらしい。なぜ主人公だけが大丈夫なのか調査したいとのことで装置を頭につけて幻覚を見る。このときの主人公がテレビに対して鞭打ちをするSMシーンはなかなかの奇妙さでした。またテレビがぐにょぐにょ動いてテレビの中の女性の中と口づけするというのとかも見たことのないイマジネーションのシーンでした。

 ヴィデオドロームを使って世界を選別する選民思想の秘密組織の目的が明らかになる。そしてカセットテープをおなかに入れられて洗脳された主人公が自分の会社の社長を射殺したり、また別の人間に洗脳されて眼鏡店のオーナーを射殺する。この時顔面が割れて内臓が飛び出てくるという特殊メイクも壮絶で最高の職人の仕事が見られて大満足でした。

 終始主人公の主観の映画で現実というのは何かというのを疑って考えるということを教えてくれる作品でした。 

☆☆☆☆

鑑賞日:2022/01/03 DVD

監督デイヴィッド・クローネンバーグ 
脚本デイヴィッド・クローネンバーグ 
出演ジェームズ・ウッズ 
ソニヤ・スミッツ 
デボラ・ハリー 
ピーター・ドヴォースキー 
レス・カールソン 
ジャック・クレリー 
リン・ゴーマン 
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