映画【ヴィクトリア】感想(ネタバレ)

victoria
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●こんなお話

 クラブで知り合った男たちと仲良くなったら、彼らに巻き込まれてえらい目に遭う話。

●感想

 なんといっても140分間をワンカットで撮影するという技術が見ものの映画で、見ている間ずっと撮影の裏側を気にしてしまうという作品でした。

 ただお話自体はこれといった新鮮さもなくて、事件が起こるまでの1幕目がえらく長くて退屈でした。ずっと酔っぱらいの会話を見ているのはきつかったです。そして2幕目に入ってからも計画ゼロで犯罪したら、そりゃそうなるわな。という想像を超えるものでもないので、これまた新鮮さはなく盛り上がることもなかったです。

 主人公が結構簡単にさっき出会った男たちについて行っちゃったりするのも、一応の理由みたいなのは描かれますが。それでもついて行っちゃダメではないべか。とずっと頭の中に思ってしまう主人公の行動でした。

 リアルタイム性が重要なので何も起きない中盤の会話も、しっかりと見ないといけないとは思いますが。それでもやっぱり面白みのない会話をずっと見るのもつらかったです。

 凄い撮影に特に新鮮味のないストーリーとキャラクターのプラスマイナスが相殺しあっている作品だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/06/10  シアター・イメージフォーラム

監督ゼバスティアン・シッパー 
脚本ゼバスティアン・シッパー 
オリヴィア・ネール・ガード=ホルム 
アイケ・フレデリーケ・シュルツ
出演ライア・コスタ 
フレデリク・ラウ 
フランツ・ロゴフスキ 
ブラック・イーイット 
マックス・マウフ

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