映画【デビルマン】感想(ネタバレ)

devilman
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●こんなお話

 デビルマンになっちゃった男がサタンと戦う話。

●感想

 世紀の珍作として語り継がれる作品ですが、何週かして面白く見れるかなと思いましたが、普通に面白くなかったのが痛い110分間でした。

 もはやどこがダメかは語り尽くされている作品だと思いますが、やっぱり主人公のお芝居を見てるだけでも辛いのに、高校生でなぜかスポーツカーで登校していたり、自動小銃をどこからか入手していたり、リベンジの相手の指を切断するサイコパスだったり。そもそも主人公2人が双子の役者さんなので映画の中でも双子の設定なのかな? と思ってみていたらそうでもなく。なぜこの配役なのか謎でした。

 たまたま主人公だけが心はデーモンにならなかったおかげでデビルマンとして生きていくことになって、人間とデーモンの戦いが勃発して、デーモンより人間の方が残酷というのを描きたいのでしょうが、デーモンを討伐する専門の部隊ができたと思ったらこの人たちはただ虐殺する統制も何もなかったり、なぜこんな終末世界になったのか映画だけ見ても全くわからないです。ついには国家間の戦争になってしまいますが、主人公たちは日常生活をしていたりしてこれまたどういう気持ちで見ていいのか戸惑うという…。

 アクションシーンとかで楽しませてくれたりしたらせめてもの救いですが、それもなかなかキツかったです。これもただただ見づらかったり、微妙なワイヤーアクションを見せられたりと集中するのが大変でした。そもそも誰が何をしているのか? 主人公と親友は一体何をしているのかとかすらつかめない映画でした。

 ちょっとどこをとっても擁護しにくくてどこか遠くを見つめてしまう映画でした。

鑑賞日: 2017/01/19 NETFLIX

監督那須博之 
脚色那須真知子 
原作永井豪
出演伊崎央登 
伊崎右典 
酒井彩名 
渋谷飛鳥 
染谷将太 
宇崎竜童 
阿木燿子 
冨永愛 

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