映画【不屈の男 アンブロークン】感想

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●こんなお話

 乗っていた爆撃機が海に不時着してからの漂流とか日本軍に捕まって捕虜になってからの虐待とか、凄い人生を送った不屈の男の話。

●感想

 画面の美しさはさすが一流のスタッフさんで画面を見ているだけで満足できる1本だったと思います。主人公もアメリカではイタリアの移民としていじめを受けたりして幼少時から大変だったのに、東京オリンピックに出られる夢を持って生きてたのに戦争があって、太平洋を漂流するという。そこだけで1本の映画にできそうなサバイバルがあって、更には日本軍に虐待されてと、まさに不屈の男が見ることができました。

 ただ全体的に冗長な印象で爆撃機とゼロ戦とのドッグファイトは迫力あるツカミでしたが、そこからカットバックで幼少時に戻ってオリンピック選手になるまでが描かれますが、見ているこちらの気持ちの流れが分断されてしまいました。じっくりと幼少時代から描いて、そこからなんとしても生き抜くんだ! という気持ちになって応援できそうですが、生き残って家族や友達と再会してもそこまで感動することはなかったです。

 漂流もプカプカ浮いていてサメがちょこっと襲ってくのがエンタメとして見せ場になるくらいで基本待機なので早く次行かないかな? と思っちゃいました。虐待されるシークエンスも1人の伍長がボカスカ殴るのが延々と続くので退屈に感じました。クライマックスもこの伍長との対決ですが、物凄い地味で感動的な音楽が流れてカタキ役がおののいてアメリカ人たちが「イエー!」となっても盛り上がることはなかったです。

 130分の本編よりラスト1分で実際の主人公がオリンピックで走っている姿を見て「戦争はいけない。平和が1番」と反戦の気持ちにさせてくれて、涙がこぼれそうになるエンディングの映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/03/04  シアター・イメージフォーラム

監督アンジェリーナ・ジョリー 
脚本ジョエル・コーエン 
イーサン・コーエン 
リチャード・ラグラヴェネーズ 
ウィリアム・ニコルソン 
原作ローラ・ヒレンブランド 
出演ジャック・オコンネル 
ドーナル・グリーソン 
MIYAVI 
ギャレット・ヘドランド 
フィン・ウィットロック 

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