映画【ペインテッド・デザート】感想(ネタバレ)

The-Painted-Desert
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●こんなお話

 アメリカの荒野のダイナーでそこのオーナーとギャングの老いらくの恋と日本人料理人がやってきて料理をふるまう話。

●感想

 荒野にあるダイナーを日系人オーナーが老婆の介護をしつつ経営していて、そこの客にギャングたちがやってきてみんなの憩いの場になっている。

 オーナーが道端に倒れている日本人の次郎を拾って、復活後、街に包丁や素材を買ってきて創作料理を作ってみんなにふるまう。そのままお店のシェフとして働き始めて、創作料理が評判になってギャングたちからも好評でボスから声がかかってみんなでボスの屋敷に行って料理をふるまって気に入られる次郎。

 オーナーとギャングが語らったりしつつ、再びギャングのボスに呼ばれて料理をふるまうけど、その最中にスナイパーが撃ってくるので子分たちが応戦しつつボスと次郎が地下室

 シリーズの主人公の次郎はほとんど脇に回って、メインはダイナーのオーナーとギャングの淡い恋愛みたいなもので、ギャングが店を開きたいとかオーナーが戦時中に東京ローズとしてフィリピンでDJをやっていたとかをしみじみ語ったり。ギャングたちの軽口が序盤のほとんどの時間費やされていて、話がどこに向かっているのかわからず退屈に感じるところが多かったです。

 老人の恋みたいな雰囲気はいっぱいでこれはこれでよかったですが、シリーズを見ていて果たしてこれはタフシリーズなのだろうかと考え込んでしまう作風の劇場版でした。

☆☆

鑑賞日:2024/03/06 WOWOW

監督原田眞人 
脚本原田眞人 
レベッカ・ロス 
出演ジェームズ・ギャモン 
木村一八 
ノブ・マッカーシー 
ドン・オッパー 
ヴィンセント・スキャベリ 
ルディ・ディアス 
プリシラ・ポインター 
ボブ・アピーサ 
ロン・ジョセフ 
アンドレアス・カツラス 
ウェイン・ペレ 
リンダ・ピアソン 
ギャレット・ピアソン 
セイディ・ロペス 
チャールズ・ガニング 
アーヴィン・カーシュナー 
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