映画【罪の声】感想(ネタバレ)

tsuminokoe
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●こんなお話

 昭和の未解決事件の時効後に真相に迫る記者や関係者の話。

●感想

 1人のテーラーが父親の遺品の中から自分が子供のころの声が収録されたカセットテープと英語の手帳を発見して、それが昭和を騒がせた劇場型犯罪に使われたものだと知るのと新聞記者が事件を改めて調査して独自に真相に迫ってく。

 140分のうち、ほとんどが事件の関係者にインタビューしてというのが繰り返されるだけなのでなかなかの退屈の作品でした。Aさんに会って話を聞く、Bさんに会って話を聞く、Cさんに会って…。と基本ほとんど台詞で座って話す関係者と聞く主人公たち、その回想があってで話にうねりがなく。一気に真相に行かないかな? という構成でした。

 子どもの声が3人いて、主人公がその1人で残りの2人はどうなったのか? というのと未解決事件の犯人に迫るというのが明らかになっていきますが、学生運動きっかけがどうとかヤクザたちが株でどうとかあっても見せ方として終始淡々と説明だけにしか見えないシーンの連続なのでエンタメ劇映画としてはなかなかの140分の長さを感じてしまいました。

 グリコ森永事件について知る調べたくなるきっかけとしてはよかったですが、いい役者さんが揃っているのに、みんながみんな事件当時のことを思い出しながら次の関係者を話すというのを見ているのは退屈なのだと勉強になる映画でした。

☆☆

鑑賞日:2020/12/23 シネマサンシャイン平和島

監督土井裕泰 
脚本野木亜紀子 
原作塩田武士

 

出演小栗旬 
星野源 
松重豊 
古舘寛治 
宇野祥平 
篠原ゆき子 
原菜乃華 
阿部亮平 
尾上寛之 
川口覚 
阿部純子 
水澤紳吾 
山口祥行 
堀内正美 
木場勝己 
橋本じゅん 
桜木健一 
浅茅陽子 
高田聖子 
佐藤蛾次郎 
佐川満男 
宮下順子 
塩見三省 
正司照枝 
沼田爆 
岡本麗 
若葉竜也 
須藤理彩 
市川実日子 
火野正平 
宇崎竜童 
梶芽衣子 
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