●こんなお話
太平洋戦争末期に新兵器とかで戦局を打開しようとする話。
●感想
特攻を批判し生きて戦うことを命じる三船敏郎さん演じる司令が、各地に散らばった飛行士たちを集めるところから始まり。硫黄島、ラバウル、フィリッピンの地にいる飛行士たちが内地に帰るためのアクションシーンの連続のシークエンスですが。ラバウルチームがコメディパートな一方、フィリッピンチームは次々に戦死していき重たい輸送機を軽くするために仲間の死体まで捨てていくという悲壮感いっぱいなためコメディとのバランスが悪いような印象を受けました。
とはいえ、紫電改を使って本土防衛のために次々にやってくる米軍機を撃墜していきますが。更に防衛範囲を広げて散らばってしまうために、しだいに押され始めて。次々に仲間が減っていき、戦艦大和の水上特攻に命令に違反して大和とともに運命を共にする4人の姿は涙なくしてはみれないです。ただ、そこの特撮シーンはまるまるカットされてしまっているので残念でした。
100分ほどの内容ですが、東宝のオールスターキャストで重みもたっぷりでエンタテメイントであり戦争の悲惨さを十分描いている作品だったと思います。
☆☆☆☆
鑑賞日:2012/04/12 DVD
リンク
監督 | 松林宗恵 |
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特技監督 | 円谷英二 |
脚本 | 須崎勝弥 |
出演 | 三船敏郎 |
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加山雄三 | |
夏木陽介 | |
佐藤允 | |
船戸順 | |
片岡光雄 | |
新野悟 | |
岡豊 | |
織田政雄 | |
桐野洋雄 | |
大村千吉 | |
田崎潤 | |
西村晃 | |
上村幸之 | |
中山豊 | |
西条康彦 | |
池部良 | |
伊藤久哉 | |
渥美清 | |
砂塚秀夫 | |
中谷一郎 |