●こんなお話
人間の脳の意識さえデータにして転送できるスーパーコンピュータを研究する主人公が、技術革新に反対するテロ組織に暗殺されて、意識をスーパーコンピューターに転送して成功するけど、ネットに接続して膨大な知識を見につけて、再生医療とかで人々を治療していくけど、その目的がわからなくなって不安になって行くヒロインとか人間たちの話。
●感想
前半は発達しすぎる科学についての硬質なSFものとして期待の高まる序盤で面白かったです。ところが中盤から主人公がコンピューターとなってからが、ストーリー展開が弱く、ずっと硬派な哲学的な調子に描かれるためエンタメとしては退屈でした。
主人公が最後に取る行動も、ああいう描き方なら、序盤でもっと夫婦の絆を描いて2人の愛を見せてくれないとついてけなかったです。テロ集団もカタキ役から味方として描かれるのかも、一体いつの間にそんなことになっていたのか謎でした。
映画自体がトランセンデンスしていて、自分の頭の悪さでは置いてけぼりになる映画でした。
☆☆
鑑賞日:2014/12/16 Blu-ray
リンク
監督 | ウォーリー・フィスター |
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脚本 | ジャック・パグレン |
出演 | ジョニー・デップ |
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