映画【トゥームレイダー ファースト・ミッション】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 大企業の娘さんが日本古代のヤマタイのヒミコの墓を巡って、世界征服を企む悪い組織と戦う話。

●感想

 2018年現在でこの手のアクション映画が作られてるには、新しい何かがないと結構退屈に感じてしまうと思いましたが。この映画自体はこれといった目新しさはなく、リブートされる意味が感じ取れなかったです。 

 主人公はまだまだ完成されていない弱いキャラクターなのは面白いですが、香港で少年盗人にカバンを奪われたくだりを延々と長い時間見せられたりするのはどういう意味があるんだろう? と終始退屈でした。そこで出会う香港人とのバディものとしてもかなり中途半端で、後半は全く香港人の相棒は存在感なかったのが残念でした。その前のメッセンジャーとしてのレースのくだりとかも結構長いこと描かれて退屈でした。あれだけ長くチェイスシーンを描く必要があったのだろうかと疑問でした。 

 卑弥呼の墓がある孤島という日本人から見るとぶっ飛んだ設定は笑えていいですが、そこでの楽しさもあまりなくて、この手のジャンル映画で腐るほど描かれてきた。財宝を狙う悪人と一緒にトラップだらけの洞窟を進むという展開になって、そこで名もなき傭兵たちが1人また1人とトラップでやられていって、みんなビビるという展開も新鮮さがなく。トラップ自体に面白さが感じられないので、けっこう苦痛の時間でした。 

か細いアリシア・ヴィキャンデルさんがアクションをやっているという面白さだけしかなくて、もうちょっと新しい何かが見たかった映画でした。 

☆☆

鑑賞日: 2018/03/28 TOHOシネマズ川崎

監督ロアー・ウートッグ 
脚本ジェニーバ・ロバートソン=ドワレット 
アラステア・シドンズ 
原案ジェニーバ・ロバートソン=ドワレット 
エヴァン・ドーハティ 
出演アリシア・ヴィキャンデル 
ドミニク・ウェスト 
ウォルトン・ゴギンズ 
ダニエル・ウー 

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