映画【ボス・ベイビー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 産業スパイのボスベイビーの仕事に振り回される少年の話。

●感想

 見た目は赤ちゃんだけど中身はおじさんというギャップの面白さの一点突破の映画で、その点では楽しい映画だったと思いました。主人公同士のやりとりなんかも笑えてよかったです。ボス・ベイビーが中間管理職で上司や部下たちに挟まられる悲哀みたいなのもサラリーマンものとして楽しく見ることができました。 

 ただ主人公の少年の妄想が結構な割合で挿入されますが、それが現実のアクションともリンクした演出がされていったりして、それが活劇としてうまくハマっていない印象でした。むしろ妄想シーンになるたびに気持ちが寸断されて退屈に感じました。それにそもそもボス・ベイビーは赤ちゃんより子犬のほうが人気があるという危機で行動をしていますが。人間が子犬より赤ちゃんを愛するのではないのだろうか? とそもそもの設定の部分に乗れなかったです。そしてボス・ベイビーとのバディものになるまでの少年が親にボス・ベイビーが怪しいと訴えて信じてもらえないというくだりがチト長すぎて、本筋に入るまでが長くて退屈でした。 

 ドタバタの展開だったり赤ちゃんの会社とかの作りこめられていてそれを見るだけで楽しかった映画ではありました。

☆☆☆

鑑賞日: 2018/03/29 シネマサンシャイン平和島

監督トム・マクグラス 
脚本イケル・マッカラーズ 
原作マーラ・フレイジー 
出演(声)アレック・ボールドウィン 
マイルズ・バクシ 
ジミー・キンメル 
リサ・クドロー 
スティーブ・ブシェミ 
トビー・マグワイア 

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