映画【東京攻略】感想(ネタバレ)

Tokyo Raiders
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●こんなお話

 婚約者を探しに日本に来たらヤクザに追いかけられて探偵とかと真相を探る話。

●感想

 主人公のトニー・レオンが新宿を歩いているとヤクザに追いかけられての追いかけっこの攻防から始まって、ラスベガスで結婚式を挙げようとしていたけど婚約者が消えてしまう女性の主人公。彼女が家にいるとリフォーム業者が「お金をもらっていない」と主人公に請求してくる。日本にいるはずと主人公は日本へ、リフォームの請求をするために業者も一緒についてくる。

 そして日本に着いたらヤクザに追いかけられたり、探偵が救ってくれて消えた婚約者がヤクザの親分の奥さんと駆け落ちしたうえに親分の奥さんが経理とかを担当していてお金も持って行ったので追いかけているらしいとのことで、主人公たちを追いかけてるとかの話をされたり。

 消えた婚約者は北海道でヤクザの親分の奥さんと事故を起こして奥さんは亡くなって婚約者は意識不明だったのを最近意識を取り戻していて、トニー・レオンが実は確保していて婚約者のもとへ2人きりで見つめあっているところを婚約者を狙うヤクザたちが追いかけてきてチェイスが始まったりして…。

 キャリアカーの上で戦ったり、スケボーで走ったりクライマックスは水上ボートでチェイスしたりと日本の街を背景に戦うのとかは日本人として楽しい気持ちになれました。

 トニー・レオンやイーキン・チェンが格闘満載でジャッキー・チェン的な手身近なものを使って防いだり攻撃したり逃げながら思い出して一瞬戻ってまた逃げたりというアクションコメディ感が楽しい1本でした。

 ただ肝心のアクションがところどころスローが挟まってしかもフラメンコみたいな音楽が終始流れるのが微妙な雰囲気で盛り上がりにくい演出だと思います。

 お話の方も消えた婚約者を探しにきてそこに探偵とかヤクザが消えた婚約者を探していて、主人公が実は婚約者から何か渡されていてそれを隠しているロッカーの場所を実は覚えていて、さらに実は主人公の探偵も警視庁の人間で、しかもリフォーム業者だと思っていた男も実は…。と実はこうでしたという展開が後半に続くのでしだいに誰が何をしている話なのか飲み込みにくくなってしまう構成。

 香港のスターが日本を舞台に日本の役者さんたちと共演しているというのが見どころの1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/10/22 DVD

監督ジングル・マ 
脚本スーザン・チャン 
フェリックス・チョン 
トニー・レオン 
イーキン・チェン 
ケリー・チャン 
セシリア・チャン 
仲村トオル 
阿部寛 
遠藤久美子 
柴咲コウ
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