映画【トイレのピエタ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 画家になる夢をあきらめた青年が末期がんを宣告されて、悩みながらも現実を受け入れていく話。

●感想

 主役の野田洋次郎さんの飄々としたお芝居が物語を湿っぽくせずにいられる存在感でよかったです。ヒロインの女子高生の杉咲花さんも抜群によくて、悪態をつきながら映画を引っ張っていってくれました。
 主人公は末期がんで死から逃れたい、ヒロインは不遇な家庭環境で主人公とは違った困難を抱えていてどうやって死ねるのか主人公に問いかける。ヒロインと交流するうちに自分の運命を受け入れていく。

 死と向き合うということは本当に怖いことだけど、それは誰にでも訪れることなので、やりたいことをやって浄化して昇華していこうという気持ちにさせてくれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/10/22 DVD

監督松永大司 
脚本松永大司 
原作松永大司
出演野田洋次郎 
杉咲花 
リリー・フランキー 
市川紗椰 
古舘寛治 
MEGUMI 
岩松了 
大竹しのぶ 
宮沢りえ 
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