映画【K-19】感想(ネタバレ)

k-19-the-widowmaker
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●こんなお話

 ソ連の原子力潜水艦で放射能事故を起こって何とかしようとする話。

●感想

 映画の最初からボロボロの潜水艦というのが描写されていて、それでも共産主義のプレッシャーが凄くて出港しないといけない状況からしてあの圧力が怖いです。

 ただ娯楽映画としては見せ場がそこまで盛り上がることなく終わってしまっている印象でした。前半は鬼艦長の厳しい訓練が続いて、部下たちみんなぐったりするシーンが延々と続いて、いきなり事故が起こってそこから決死隊が組まれて修理していきますが。その描写は確かに放射能が怖く描かれていますが、誰がどういう気持ちで何を背負って突入していくのかというのがイマイチ伝わってこないのえ、よく知らない人たちが死を覚悟で修理していくというようにしか見えないので盛り上がらなかったです。しかもこの映画の1番のクライマックスがその修理なので、それが終わってからは部下たちの反乱とかそれを阻止するシークエンスとかもあっさりとしているような印象で面白さを感じられなかったです。

 そして、ハリウッド映画なのでいくらソ連なまりの英語を喋っているとはいえ、みなさんロシア人に見えないのは、それを言っちゃおしまいですがそこらへんが気になってしまう映画でもありました。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/08/29 Hulu

監督キャスリン・ビグロー 
脚本クリストファー・カイル 
原作ルイス・ノウラ
出演ハリソン・フォード 
リーアム・ニーソン 
ピーター・サースガード 
クリスチャン・カマルゴ 
レックス・シュラプネル 
ドナルド・サンプター 
イングヴァール・シガードソン 
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