映画【タイガーマスク】感想

●こんなお話

 タイガーマスクがいろいろ戦う話。

●感想

 主人公はちびっこハウスという孤児院で過ごす少年。家賃滞納でもういよいよ駄目だというところまで来ている園長先生の様子を見て、取り立てに来た男を「ボクが強かったら、あいつぶっ飛ばせるのに」と思いを新たにする主人公。
 動物園に遊びに行ったときに、虎を見てたら「強くなりたいか?」といきなり言われて、走りだす主人公。すると哀川翔さん演じるミスターXなる怪しい人物に招かれて虎の穴という謎の組織に入る。

 この冒頭からしていきなり意味不明で、主人公が強くなりたいとい気持ちが取り立てにきた男性をやっつけたいという気持ち。けどこの男性、そんな酷いこと言ってるわけではなく。普通に家賃滞納をいい加減にしてくださいと言ってるだけで悪い人間に見えない。むしろ園長先生が家賃滞納してるくせに明日はみんなで動物園って。園長先生のほうが無茶苦茶。たとえば、ものすごい極悪な取り立ての人とかだったらまだわかりますが。
 んで動物園でなぜ主人公がスカウトされるのかも謎でした。主人公が選ばれた人間なのか? とか両親が虎の穴出身で……とかだったらわかります。けどなんで主人公じゃなければいけないのか。

 んでここから10年かけて少年時代から青年までの特訓が描かれていきます。この少年時代が結構長くて90分程度の映画なのに、主人公のウエンツ瑛二さんがなかなか出てこないという。3部作の1作目かな? と疑問に思える長さでした。
 子どもたちの非情になる特訓が描かれますが、これが結構退屈でした。

 ほいで青年になりミスターXからタイガーマスクを授けられる主人公を始めとする3人の男。そして世界平和のためとかに戦うのかな? と思いきや、地下格闘技場で戦うという。てか虎の穴ってどんな組織で何を目的にやってるのかわからないです。どうやら世界規模の組織らしいですが背景が全くわからないため、ミスターXがマスクを作るうんぬんのくだりが謎でした。お金儲けがしたいのかな? とか思いながら見てました。
 そしていきなりタイガーマスク同士で内紛が勃発するという。格闘技は覚えさせたけど人間形成は失敗してる虎の穴。しかもそれを泊めないで見守るというこれまた行動の動機がわからないミスターX。何がしたいんだ。10年手間暇かけて育てたんじゃないの?

 親友の死をきっかけに虎の穴に嫌気がさして、育った孤児院へと帰る。10年失踪していて警察沙汰になってないのかな? と思いきや、驚くことすれ普通に職員として働き主人公という。ここからまた流れが変わって、「アハハ! アハハ!」と仕事を覚える主人公に「もーちゃんとやって」みたいなヒロインのモンタージュが結構続きます。
 一体これは何の話なんだろう? 主人公は何がしたいのかわからないまま進行するので辛いです。

 んでカタキ役のタイガーマスクから攻撃されてクライマックスの決戦。その後、ミスターXとの戦い。てかミスターXの能力なんなの? そして何でタイガーマスクは強くなったのか謎でした。たとえば心に傷があってそれを乗り越えて悪役と再び戦うとかならわかりますが、そういうのが一切ないです。
 最初は負けてて、急に勝っちゃう謎。

 アクションシーンもこれまた面白くもなんともないというのが1番痛いです。ストーリーが無茶苦茶でもアクションシーンで引っ張るとかじゃないとキツイ映画だったと思います。
 そして展開が難解の映画でただただ戸惑う映画でした。

鑑賞日: 2013/11/16  新宿ミラノ/シネマスクエアとうきゅう

監督落合賢 
脚本伊藤秀裕 
江良至 
落合賢 
マイケル・ウェルス・ショック 
原作梶原一騎
辻なおき
出演ウエンツ瑛士 
夏菜 
哀川翔 
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