ドラマ【ウォーキング・デッド シーズン2】感想(ネタバレ):牧場での対立と少女捜索が熱い!

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●こんなお話

 今シーズンでは牧場に避難した一行が行方不明になった少女を探すという進行の話。

●感想

 牧場に避難した一行が行方不明の少女を探すという目的で物語が進みます。主人公チームと牧場の住人たちの間で問題や対立が起こり、さらに主人公同士の間でもこれまでのストレスが積み重なって、どんどん衝突が激しくなっていく。

 リックとシェーンの激しい衝突、ハーシェルとその家族がゾンビに対する考え方の違いを見せる。デールはあちこちで苦言を呈し、カールは次第に生意気になっていく。物語の大部分が激しい議論や喧嘩で占められ、なかなかストーリーが前に進まない印象もありました。

 そんな中、前作ではトラブルメーカー的存在だったノーマン・リーダス演じるダリルが頼もしい存在としての役割に変わり、非常に魅力的でした。キャロルのために花を持ってくる優しさや、少女を必死に探す姿は男らしくかっこいいです。一同とは距離を置きつつも、いざこざとは無縁の立ち位置にいるのも新鮮でした。

 少女の行方が明らかになる中盤では悲劇が待ち受け、物語は一気に盛り上がるもので。前半から中盤は少女を探し続けるが見つからず、危険が増す中で捜索を打ち切るべきかどうかが問われる。後半はリックの行動をめぐって意見が対立し、案の定ゾンビの大群が迫ってくる。主人公と親友の対立も爆発し、さらにゾンビになるメカニズムの新しい設定が明かされる。これはシーズン1のラストで登場した博士の耳打ちともつながり、物語はシーズン3へと続いていきます。

 前シーズンよりも動きが多く、全体的に見応えのあるシーズンだったと思います。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/10/09 DVD 2021/01/03 NETFLIX

企画フランク・ダラボン
原作ロバート・カークマン
出演アンドリュー・リンカーン
ジョン・バーンサル
サラ・ウェイン・キャリーズ
ローリー・ホールデン
ジェフリー・デマン
スティーヴン・ユァン
チャンドラー・リッグス
ノーマン・リーダス
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