映画【ザ・タワー 超高層ビル大火災】感想

☆☆☆

●こんなお話

 高層ツインタワーで火災が発生して、取り残された人々や救出するファイアーファイターたちの話。

●感想

 冒頭からツインタワーに勤める職員やコックさんや高所得者たちや日常の消防士たちのグランドホテル形式での紹介。火災が起きて「今日は遅くなる」と電話しちゃったりするわかりやすい死亡フラグが立ったり。
 火災が起きてから、物凄い迫力でスローで炎が飲みこんでいく映像は凄かったです。通常のスピードからスロー、またスピードがまた戻るといった映像。

 緊急事態が起こって火事が起こって、わかりやすい登場人物たち。善人やコメディリリーフ、嫌見たらしい高所得者や現場を無茶苦茶にするわかってない上官。
 閉じ込められた人たちに次から次に障害が発生。特に最初のパニックで、エレベーターで逃げる人たちが閉じ込められてそのまま蒸し焼きにされるシーンなんかは見てて辛いです。

 消防士たちが気合の掛け声とともに火元を消化するアクションシークエンス。勇ましい音楽共に消防士の掛け声で突き進むのは盛り上がること間違いないです。
 障害が発生してまた乗り越えて、また障害が発生してそれを迫力の映像で見せていくので面白かったです。

 が、韓国特有のコメディが結構な割合で入ってきて。これが笑えずただただ苦痛という。大げさに驚いたり、大げさにひとり言を言ったりするのが面白いのか謎でした。それが目の前に炎が迫る緊迫感の中でズッコケをやったりしたりするのでグッタリしました。
 さっきまでふざけてた人が、重体になり最期の言葉を言ったりして。感動的な音楽が流されてもむしろ長さだけを感じました。

 いかにもな悪役たちなんかもわかりやすいっちゃわかりやすいけど面白味がそんなになかったです。高所得者が可愛い子犬ちゃんを大事にしてるとか、もう見てるの辛いです。
 そしてみんな死にそうになると火災の勢いは忘れ去られ、電話で別れの言葉を言ったりするのもグッタリでした。

 韓国映画らしい勢いや熱さが素晴らしい分、韓国映画らしい感傷的な部分も勢いが凄くて残念な映画でした。
 とはいえ、アン・ソンギさんの指揮官っぷりはカッコいいし。ソル・ギョングさんの消防隊長さんもカッコいいので。その2人だけで100点な映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2013/11/10 シネマート新宿

監督キム・ジフン 
脚本キム・サンドン 
ホ・ジュンソク 
出演ソル・ギョング 
ソン・イェジン 
キム・サンギョン 
キム・イングォン 
ト・ジハン 
アン・ソンギ 
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