映画【The Soul: 繋がれる魂】感想

The-Soul Netflix

●こんなお話

 大企業の社長が殺されて真相に迫る検察官の話。

●感想

 殺人事件が起こって、末期がんで余命いくばくもない主人公が捜査を始まる。最初は被害者の妻や関係者の話を聞いて、その回想が入ってだいたいの状況説明が入っていきます。その話だと息子が魔術的なのを被害者の実業家にかけて殺害したとオカルト殺人の様相を呈してくる。

 話の展開が殺人事件捜査ものの王道を行く感じで、関係者の話を聞き被害者容疑者の背景が明らかになっていって真相が明らかになっていきます。そこに2032年だかで台湾の近未来要素というのはあまり見たことがないので、101ビルなどを映しながらガジェットがまあまあ未来チックでかつ映像も青白いのがかっこよくて映像を見ているだけでも楽しい気持ちにさせてくれました。

 そしてしだいに最先端のがん治療研究について明らかになっていき、更に記憶をコピーうんぬんとSF要素が強くなっていきます。ここらへんでトンデモ度が増していくので振り落とされる人もいそうですが、そこに主人公の難病が強く押し出されて、夫婦愛と刑事としての倫理観の葛藤が描かれるので感動作としてうまいこと方向をシフトしていってよかったです。

 心をコピーして永遠に生きていくという「ルパンVS複製人間」のマモー的な生き方をしていくのかどうなのか。この映画で面白いのはオリジナルとコピーが同時に存在するという設定がよかったです。

 SF設定の面白さで人間関係の様子を見せていくのは面白いですが、捜査ものとしては解決のカタルシスは少なく、むしろ研究のトンデモ度が強めだったので個人的には乗り切れないところもありましたが。ガリガリのチャン・チェンが凄い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/05/15 NETFLIX

監督チェン・ウェイハオ
脚本チェン・ウェイハオ
出演チャン・チェン
チャン・チュンニン
クリストファー・リー
チャン・シャオウェイ
リン・フイミン
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