●こんなお話
殺人鬼にして天才精神科医に捜査協力を受けて連続殺人犯を追いかける話。
●感想
何といってもアンソニー・ホプキンスさんの怖さが最高の映画で何を考えているのか読めなくて、絶対主人公より上手をいっている感が素晴らしいです。主人公の少女時代のトラウマを交換条件で聞き出すときのアンソニー・ホプキンスさんの顔面のドアップとかめちゃくちゃ怖いです。議員さんに会うために空港で会うときとかの拘束具つけた姿とかのビジュアルも怖さを増していて素晴らしい装置でした。殺人鬼のバッフォロー・ビルを追いかけるストーリーも楽しいですが、レクター博士が何をするのか? というところも見どころでした。
あとは、FBIの男社会で働く女性という視点も入っていて、主人公の職場での大変さをどうこなしていく姿もよかったです。
クライマックスの地下室での攻防も緊張感が素晴らしくて、息詰まる暗闇のシーンでした。
そしてレクター博士が逃走を図るときの警官を殺害して牢に飾る姿とかインパクトすごいですが、時間がない中、わざわざ飾っているのかな? と想像すると楽しい映画でした。
☆☆☆☆☆
鑑賞日:2020/06/09 BSフジ
リンク
監督 | ジョナサン・デミ |
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脚本 | テッド・タリー |
原作 | トマス・ハリス |
出演 | ジョディ・フォスター |
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アンソニー・ホプキンス | |
スコット・グレン | |
テッド・レヴィン | |
アンソニー・ヒールド | |
ブルック・スミス |