映画【魔女の宅急便】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 13歳になったら1人で生活する修行の旅に出た魔女の新生活の話。

●感想

 天気が良い満月の日に旅立つ主人公。ユーミンの主題歌が流れる中の海の見える街。ここからのワクワク感ったらないです。飛行シーンの高揚感。
 ディテールの細かさに小さなエピソードの積み重ねで見せていく展開。

 映画のほとんどは新しい街にやってきて、衣食住を何とか確保して落ち着いていくまででとりたてて大きな事件はクライマックスまでないけども。宅急便の仕事で出会う人たちや失敗なんかで引っ張っててくれる面白さ。
 でてくる人たちに悪人がいなくてみんなが善人だので誰も傷つかないのが、この映画の清涼感いっぱいさを倍増させていました。

 ただ魔法が使えないスランプに入るのがいきなりだったり、魔法にスランプってあるんだと戸惑うという。流れが不自然じゃないから違和感は少しだけですけど。
 あとは主人公の障害が全部、突風とかの偶発的事件なのも気にならなくはないかなー。とか思わなくはないです。

 けれど黒猫飼いたくなるし、この町が大好きになれる映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2014/04/27 Blu-ray

監督宮崎駿 
演出補片渕須直 
脚本宮崎駿 
原作角野栄子 
出演(声)高山みなみ 
佐久間レイ 
山口勝平 
戸田恵子 
信沢三恵子 
三浦浩一 
関弘子 
加藤治子 
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