映画【運び屋】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 90歳にもなって老人らしい図々しさ全開で麻薬の運び屋をのんびりするおじいさんの話。 

●感想

 90歳にもなって女性を抱けるのかという恐ろしいお盛んな主人公が映画史的に最高齢のベッドシーンなのではないかという衝撃の映画で最高でした。基本、チャらい90歳が周りの緊張感無視でマイペースで麻薬を運んでいくというサスペンスフルとのんびりさが交わった不思議な映画でそれが面白い作品でした。 

 めちゃ怖いメキシコの麻薬カルテルたちとが何をやっているのか主人公はヤバいことに足を踏み入れているのはわかっているけれど、そこまで深刻さを感じていないのか、細かい運びの手口は見せないのも主人公と同目線になれてよかったです。ただ車を運転しているだけなのに退屈しなかったです。 

 主人公を追いかける麻薬取締局の捜査も交互に描かれますが、この捜査官たちの捜査は結構オマヌケなシーンの連続で全く凄腕にみえないのも笑えてよかったです。失敗の連続の捜査のオンパレードでした。 

 麻薬の運び屋を描きつつ家族への贖罪が後半メインになっていって、それも暖かい気持ちになれました。 

 とはいえ普通に反省して、解決したっぽい終わりですが、麻薬カルテルは絶対追いかけてきちゃうんじゃないかと心配してしまう映画でした。 

☆☆☆☆

鑑賞日: 2019/03/29 チネチッタ川崎

監督クリント・イーストウッド 
脚本ニック・シェンク 
出演クリント・イーストウッド 
ブラッドリー・クーパー 
ローレンス・フィッシュバーン 
マイケル・ペーニャ

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