映画【竜馬を斬った男】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 坂本竜馬を斬った男の話。

●感想

 ショーケンさんの怪演を存分に楽しめて、殺陣も腰が入ったカッコいいものでよかったです。

 ただ映像はこの当時の日本映画らしいというか明るいものでテレビ時代劇のような明るい映像が迫力をそいでしまっているようで、更にはお話自体も見廻組の佐々木只三郎という男の歴史ものとしてもいろんな女性との恋愛ものとしても、どれもよくわからないものになっていると思いました。

 全てが淡々としていて、しかもどのシーン、エピソードも感情や意味の繋がりがわかりにくく今誰が何をしているのかを読み取るのに集中力がかなりいる映画でした。主人公よりもちょっとだけでてくる坂本竜馬のほうが魅力的に感じてしまうキャラクターでした。生真面目な主人公と破天荒な坂本竜馬という対比として比較できるお話であれば、もっと楽しかったと思います。

 そして、火のついた紙を食べるという無茶をするショーケンさんが凄い映画でした。

☆☆

鑑賞日:2020/04/03 WOWOW

監督山下耕作 
脚本中村努 
原作早乙女貢 
出演萩原健一 
藤谷美和子 
根津甚八 
坂東八十助 
中村れい子 
佐藤慶 
大村崑 
内藤武敏 
原吉実 
本田博太郎 
久仁亮子 
結城貢 
片桐竜次 
島田陽子 
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